秘境温泉巡りトレッキングDay11(中編)超秘境!ダルミジャ温泉の悲しい姿

ちょくです!

ついに超秘境、ダルミジャ村にやってきたおだやんとちょく。

果たして念願のダルミジャ温泉には入れるのか・・?!

ダルミジャ温泉の悲しい姿

ついに、ダルミジャ村に到着した私たち。

たった1泊2日で辿り着けたんだから「疲れた〜」とか、「大変だった〜」とか大げさなんだけど、でもやっぱり、

大変だった・・・!

そもそも情報がほぼない状態から始まり、トレッキング中の10日間は細々と情報収集。それでも有益な情報は手に入らず、最終的には現地で人に聞きまくった末にたどり着いた。

今までの旅は少なからずネットや本の情報を頼っていたので「情報がない」っていうのは初めて。

とにかく手探りだし、目的地が何キロ先か分からずに歩き続けることがいかに精神的に不安で大変かを体感した。ネットもなく情報も少ない時代に旅をしていた昔の人々ってなんて勇気ある人たちなんだろうか。たった1泊2日の大冒険にメソメソ言っている自分が情けない。(メソメソは大体私のみ)

便利さに慣れると不便になった時に不安が増幅する気がする。便利さに慣れちゃいけないなって、歩いている時に何度も思いました。

さて。

そんなこんなで辿り着いた、ダルミジャ村。

外国人が珍しいのか、地元のおばちゃんたちが陽気に手を振ってくれる。

小さなこの村には宿がないので、道中に出会いここまで案内してくれたレケンドラさんのご実家にお世話になることになった。

外国人はほとんど来ない、ダルミジャ村。私たちが訪れたことが本当に嬉しいらしく、「せっかく遠くから来てくれたんだから、ぜひこの村を紹介させてほしい」と嬉々としている。それは見ていてこちらまで嬉しくなるほど。

「荷物は実家に置いて良いよ!温泉に案内するよ!」

というわけで大きい荷物はご実家に置かせてもらい、早速ダルミジャ温泉へ。

ロケンドラさんの他に、学校の先生をしているドンクマルさんも一緒に来てくれることになったので4人で温泉へ向かう。

「ダルミジャ温泉への道はとても危険だから、二人だけでは行ってはいけない。必ず村人と行くように。」

え〜そんな大げさな〜と思っていたけど、いや、全然大げさじゃない。

道は細いし、滑りやすい!

しかも、写真じゃ伝わりにくいけど、かなり急!!

途中、結構な頻度で村人にも遭遇。みんな仕事でこの山を行き来していた。仕事は家畜用の草を運んだり、料理に使う木を運んだり。

下は川が流れ、小さな滝も見られる。が、しかし、かなりの絶壁加減で超怖い。

「あの川のすぐそばにあるから、もう少し!」と、ロケンドラさん。

午前中、この村に来るまでも崖っぷちで死ぬ思いだったのに・・心臓いくつあっても足りない。

40分ほど山を下ると、ついに、というかやっと!建物が出現。

トイレもある。おお!ちゃんとした温泉って感じだ!

筒抜けだけど、脱衣所的な場所も。

情報の少ない秘境だから、てっきり整備も何もしていないような温泉かと思っていたけど、全然そんなことない。谷底で森に囲われ、川は綺麗で、景観も素晴らしい。

でも、この先の光景を見て絶句した。

なんと、

ダルミジャ温泉は川の氾濫で決壊していた。

もともと2つあった浴槽は、一つは半決壊、一つは完全に決壊。

階段は途中から壊れていて、水のたまっている浴槽は私の膝の高さまでしか湯がたまっていない。本当は腰上までたっぷり湯がたまっていたらしい。

もう一つの浴槽は、温泉が全て流れてしまっていた。

「ダルミジャ温泉は村人に愛されていた温泉で、みんな毎日入りに来ていたんだよ。みんなの憩いの場だった。でも川が氾濫し、流されてしまった。」

「でも、この村は貧しくて温泉が直せない。そのまま、1年が経とうとしている。」

全壊した浴槽からは、岩の隙間からチョロチョロと源泉が流れていた。

村の憩いの場だった温泉が決壊、でもそれを直す資金がない・・・。

そんな悲しいことってあるのかな。

私たちを案内してくれた二人の青年は切実に「ダルミジャ村を、ダルミジャ温泉をどうにかしたい」と言っていた。そのためには「若い俺たちがなんとかしてこの村を支えないと!」と、言っていてとても頼もしかった。

決して後ろ向きではなく、将来この村を支えたいと言っている二人。ちょっと、うるっと来てしまった。

ならば半決壊でもなんだろうと、せっかく温泉に来たのだから入らないと!

うん、お湯は温かい!源泉は死んでいない!

浴槽の左側、砂が広がっている部分は、元々は石が積み上げられていたそう。川の勢いでゴソッと持っていかれるなんて恐ろしい。怪我人が出なかったことだけが不幸中の幸い。

お湯は透明。ほのかに硫黄の香りもする。

 

「二人は新婚なんでしょ?写真撮るよ!」

そう言って、とってくれた写真。丁寧にいろんなことを説明してくれた上に、私たちの観光を楽しいものにしようとしてくれた。

「とにかく、ダルミジャ村は貧しい。このままでは一生温泉は直せない。小さな村の小さな温泉に国は見向きもしてくれないし。だから二人のような観光客が来てくれて本当に嬉しいんだ。もっとこのダルミジャを色んな人に知ってもらいたいんだ。」

そう言う二人。ただ温泉に入りたいって言う気持ちだけでのこのこ来た私たちを、村に希望が見えて来た!と、歓迎してくれて少し恥ずかしくなった。

ダルミジャ温泉からは、美しい滝と川が見える。

エメラルドグリーンの色がとても美しくって感動した。こんな美しい川が、ダルミジャ温泉を破壊したなんて考えられない。

さすがに寒くて少し入っただけで上がってしまったけど、ダルミジャ温泉に入ることが出来て良かった。体を小さくして少ない湯に入り、温泉のありがたみを感じた貴重な入浴だった。

もう一つの浴槽の源泉も触ってみた。

岩の隙間から、チョロチョロと、でも絶え間なく流れていた。

触るととても温かい!

ああ!なんて勿体無いんだ!!

私がビルゲイツなら、孫正義なら、すぐに直すのに・・・!

ただの平凡な日本人でごめんなさいいいー!!!!

チョロチョロ流れる温泉を見て、自分の無力さを感じる。

でも、無力さを感じているのはきっと村人や若い二人の方。部外者の私が突然来て何か言うのはお門違いかもしれないと思って、気の利いた言葉を二人にかけられなかった。

地面からは、フツフツと泡が出ていて、ここからも温泉のパワーを感じた。

温泉は川氾濫後も湧いている!

いつの日か、またこのダルミジャ温泉に笑い声がこだましますように。

・・・

最後は、またまたツーショット。

しかも!くっついて!のポーズ指定付き。普段は喧嘩ばかりなので、とても貴重なおだやんとちょくのラブラブツーショット。

そのあとも、写真は続く。

男性陣はすっかり仲良くなり、3人で山ポーズ。

左からドンクマル、おだやん、ロケンドラ。

もうなんか、昔からのマブダチみたい(笑)

山ポーズとはポカラからタトパニ温泉までを一緒に歩いた旅人ユーキが考案したポーズ。果たして今後流行るかは不明だけど、とりあえず普及活動して見た。

そして、4人で。

二人とは今日あったとは思えないくらい仲良くなれたので、嬉しい!

最後は二人のツーショット。

良い人すぎる二人。

二人を応援したい!この村を応援したい!!っておだやんも私も強く強く思いました。

ヤギだらけの帰路!

今回の秘境温泉巡りトレッキング。

ダルミジャ温泉は秘境感漂う場所にあり、まさに「秘境温泉巡りトレッキング」の最後にふさわしい温泉だった。

でも、まさかその温泉が決壊していたなんて・・・

胸が苦しくなる、そんな最後の温泉地でした。

「さあ、暗くなる前に帰ろう」

と言うことで、来た道を引き返す。ここからが、苦行。

村からここまで、かなり急な斜面をヒーヒー言いながら降りて来たってことは・・・

帰り道は必然的に、急な登りです。はあああー!

しかも、ヤギの帰宅ラッシュに当たってしまい、もうヤギヤギヤギ!

たまにポロポロっとウンチをするのは良いんですけど、踏んだら滑りそう!怖い!

あと、道草食うのも全然大歓迎ですけど、目の前とかで立ち止まられると渋滞がおきます。

ヤギ渋滞・・・!

でも、この可愛いヤギ達がメーメー言いながらテクテク歩いてくれたおかげで、ゆっくりペースで登り切ることが出来た。ヤギ達、なんだかんだありがとう!!

登りは1時間くらいかな。良い感じに体がぽっかぽかに。

ロケンドラ、ドンクマル!

ここまで連れて来てくれて、ありがとう!

・・・

さて、この日はロケンドラの実家にホームステイ。

その様子は明日!

続く!



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