ポカラ郊外にある日本人が作ったコーヒー農園「Shanti Shanti珈琲農園」へ

おだやんです!

カトマンズからネパール第二の街・ポカラへとやってきたおだやんとちょく。

この日はテレ朝の番組「こんなところに日本人」にも出演した男性が営む、ポカラ郊外にあるコーヒー農園に行ってみました!

ポカラ郊外の珈琲農園へ!

1ヶ月前、カトマンズでの滞在中に他の日本人旅行者から「ポカラには日本人が営む面白そうなコーヒー農園がある」という話を聞いていた。そしてポカラで同じ宿に泊まっていた日本人からも同じ話を聞いた。

ネパールの田舎にある珈琲農園がなぜこれほど噂になっているのか聞いたら、どうやら最近テレ朝の番組「こんなところに日本人」に出演したんだそう。

おだやんもちょくもコーヒーにそこまで強い興味はなかったけど、昔から「コーヒーってどんな風に実をつけるんだろう」と気になってたし、インドのダージリンで飲んだネパールコーヒーが美味しかったということもあって、同じ宿に泊まっているハルさんと我々夫婦の3人でそのコーヒー農園に行ってみることに!

一緒に行ってくれるハルさんは、兵庫県でぶどう農家を始めたばかりの30代の男性。畑仕事がオフシーズンに突入したためネパールに長期旅行にやってきたとのこと。やっぱり農家だけあって海外で日本人が農園をやっているということに向かう前から興味深々の様子だった。

さて、今回訪れる珈琲農園について少し説明しておきます。

日本のテレビ番組にも出演したShanti Shanti 珈琲農園とは?

かつてネパールを旅した池島さんという日本人男性がひょんなことからポカラの郊外で始めたのが「Shanti Shanti 珈琲農園」 彼は現在愛知県豊川市でモルカフェというネパールコーヒーを出すお店を経営しているそう。

MOL Caféができるまで
 弊社代表である池島がネパールで農業に適した土地をゼロから一人で探し、現地で従業員を雇い、オーガニックコーヒー豆の開発から生産までを着手し始めたのが2009年。
 当時、ネパールを旅している中で池島が感じたことは、ネパールは非常に肥沃な土壌を持ち、新鮮でおいしい農作物を作るのに適している国である一方、そういった自然からの恵みが有効に活かされていない現実でした。その結果、仕事の少ない地方や田舎では若者は未成年の時から故郷を離れて都会に出たり、家族を持つ男性でさえも、子供や妻を置いて中東などの海外に数年間出稼ぎに行かざるを得ない、終わりのないサイクルを昔から繰り返しています。

 そういった社会のジレンマに触れていく中で、世界でも有数の“農業に適した土壌を持つ”というネパール“古来の強み”を活かした「世界に通用するブランド作物」を作ることができないか。そして、農業にも土の世話や種の栽培から携わる、つまり生産から販売まで自分達で責任を持って一貫して携わることで、生産者の「Farmer‘s Passion = 農家の情熱」と「安心・安全な作物」を生活者に届け、生活者の「声や喜び」も生産者に直接伝えることができないか。現地に雇用を生み出すだけでなく、生産者が働くことに対する楽しみや意義・志を持ち、一方で生活者にモノや自然の恵みの価値を見つめ直す機会を提供することができないか。こういった自問自答を繰り返す中で、一つの結論、つまり「生産者と生活者のお互いが、想いを相互に伝えあうことで距離を超えた豊かな社会を作りたい」という想いに辿りつきました。

〜Shanti Shanti 珈琲農園HP(http://farmers-passion.com/)より抜粋〜

ちなみにネパール語で「Shanti(シャンティ)」は「愛」を意味する言葉で、人名やホテル名によく使われている。

この農園、行く前に地図で調べると「なんでこんなところに??」と誰もが思ってしまう場所にある。

コーヒー農園の場所

農園への行き方は調べても出てこなかったため、手探り状態で向かうことに。

いざ、珈琲農園へ

朝10時すぎ、まずは宿の近くからタクシーでオールドバスターミナルへ向かう。

ポカラのレイクサイドは外国人で賑わう観光エリアだから、どのタクシー運転手も値段をふっかけてくる。交渉して3人で300ルピー(=300円)ほどになった。それでも高いけど今回は3人だから良しとすることに。

農園までは「Waling(ワリン)」行きのバスに乗り、途中下車する。

バスパークに着いて人に現地人に聞くと、ワリン行きのバスはバスパークから300mほど離れた場所から出発するらしく、そこまで歩いてバスに乗り込んだ。

Waling行きバスの出発場所

オンボロバスで、もちろん満員にならないと発車しない。

運賃は一人180ルピー(=180円)

このバス移動はとにかく揺れるし山道はクネクネだしで、かなりの悪路だった。

バス車内のスタッフに「Shanti Shanti Coffee farmで降りたい」と言っても伝わらなかった。なのでオフライン地図アプリを開きながら、ピンポイントでバスを降りることに。

2時間くらいして目的の農園がある村に着いた。

バスを降りたのは「Mayatari(マヤタリ)」という場所。

この村にはこの看板以外、特に目立つ建物がない。農園に行く時はこの看板の写真を見せればたどり着けるはず。

バスを降りてすぐ現地の青年に農園までの道を聞くと、偶然にも彼は農園で働いているというので案内してもらうことに。

農園は商店の向かいの斜面を登った場所にあった。

農園の看板。

坂を登ると鮮やかな色の家が。

周りには本当に何もなくて、山と畑が広がるだけ。

この日農園を作った池島さん本人は仕事で日本に行っているそうで、代わりに2人の日本人の若者が出迎えてくれた。

農園で住み込みのボランテイアをしている2人。

青年の方はここが面白そうだったからという理由で、女性の方は池島さんの人柄に惹かれここにやってきたという。

「よくこんな場所にボランテイアに来ましたね」と誰もが気になる質問をぶつけると、彼女は誇らしげに「何もない場所だけど素敵な場所なんですよ」と答えたのが印象的だった。

日本人がやっている農園と聞いて勝手に、コーヒー栽培の見学ができて、ショップがあってお土産にコーヒーも買えて・・なんていう場所を想像してしまってたんだけど・・

実際は本当にごくごく普通の農場だった。

池島さん本人がいないため、「見学をしたいんですが」と伝えると少し慌てた様子。アポなしで訪ねてしまって悪いことしちゃったなあ。それでもボランティアで来ていた2人の日本人は優しく「案内しますね」と言ってくれ、見学させてもらえることに。

茶菓子代わりに出してくれた農場で採れたみかんを食べながら、2人のボランテイアスタッフの方と雑談。

農園のコーヒーもいただいた。

ほどよい酸味と苦味があって美味しいコーヒーだった!

隣では農園で働くおじいさんがウトウト昼寝している。のどかな場所だなあ。

・・・

話を聞くと、ここは単独の農園というよりは、“もともとあった複数の農地の隅っこにコーヒーを植えた”という方が近いらしい。村の人々が自分の畑の隅でコーヒーを育て、一箇所に集めて出荷するというような感じ。

もともと創設者の池島さんがコーヒー栽培に適した土地を自力で探し回りようやく見つけたこの村では、コーヒー栽培を始めたことで、雇用が生まれ、そして世界に売れるブランド力のある農作物を生み出せるようになったことで皆が生き生きと暮らすようになったんだそう。

そんな素晴らしい仕組みを作った池島さん、今ではネパールで活躍する日本人にも選ばれるほど名実ともにネパール人に認められているとのこと。

え?これがコーヒー農園?

農園の歴史を聞いて美味しいコーヒーを飲み終え、いよいよ農園を見学させてもらえることに。

農園に向かおうとした時に「この山の斜面に農園があるんですよ」と言われて驚いた。

これまた勝手に、コーヒー農園って静岡の茶畑みたいに広大な土地にコーヒーの木がズラーーっと均等に並んでいるのをイメージしてた。

ますますコーヒーの木がどんなものかイメージできなくなってきた。百聞は一見にしかずということで早速コーヒーの木が生える場所まで案内してもらう。

ここはもともと農家の土地だからいろんな作物が植えてある。

濃い緑は大根?

こんな森の中のどこにコーヒーが植えてあるのか全く想像できない。

森の斜面を登って行く・・・

先導してくれる地元の青年が、木から謎のフルーツをもぎってくれた。

ちょっと渋い梨みたいな味だった。

そして斜面を少し登るとボランティアの女性が一言。

「ここがコーヒーが植えてある場所です」

え?イメージとだいぶ違う・・

一体どこにコーヒーの木が・・・

そんな気になるコーヒーの木はこちら!

普段ガブガブ飲んでいるのに見たこともなかったコーヒーの木。

初めて見られて感動!!

コーヒーの木は1mくらいの細い木。よく見ると緑色の実をつけている。

これがコーヒーの実!

これが赤くなると収穫のタイミングだそうで、農園を訪ねた12月はそろそろ収穫という時期だった。

これが熟れたコーヒーの実。1.5cmくらいの大きさで、匂いは何もしない。

コーヒーは植えて3年ほどで実をつけ始めるのだそう。

もぎって見せてくれた。

赤い皮の下に白い果肉があって、それをさらに取ると・・・!

見慣れた形の殻付きの種が出てくる。この殻の中にある白い豆が「コーヒー豆」だそう。

初めて見て、なんて加工がめんどくさそうな作物だ思った。好奇心から少し食べてみると本当にかすかにコーヒーっぽい味がした。これを焙煎するといわゆる「焙煎したコーヒー豆」になるそう。どんな味のコーヒーに変わるのか気になるところ。

ちなみにこの農園で作られたコーヒーは、農園創設者の池島さんが愛知県で経営する「モルカフェ」というお店で飲める他、ネットでも買えるそうです。

さすがぶどう農家のハルさん、ボランティアの方のコーヒー栽培の説明にいろんな質問をぶつけていく。

一方ちょく(嫁)は・・・

ちょっと!人の話、聞いてますか?!

でもあんまりコーヒー飲まないからね、しょうがないよね。

ここでは牛も飼われていたり

近所をひよこが歩いていたりとのんびりした場所だった。

何はともあれ、コーヒーが実をつけているところを実際に見れて感動!いろんなお話を聞けて勉強にもなった。そして農園で栽培・焙煎されたコーヒーも売ってもらったし、本当に来てよかった!

※農園に見学に行かれる方へ
もし農園に行く時は、事前に農場に連絡した方がいいと思います

(この日はいなかったけど)池島さん、そして案内してくれたボランティアのお二人、本当にありがとうございました!

日本男児はネパール人にモテる

さて、帰りにバス停となる村の商店で待っていると・・

商店に農園のコーヒーが売られていた。

日本に輸出するだけでなく、こういう風に地元でも販売されているのを見れて少し嬉しかった。作り手たちも、自分たちの仕事が最終的にどういう形になって世の中に出て行くのか想像できるしね。

なかなか来ないバスをただただ待っていると現地のおばちゃんたちに絡まれた。

「ちょっとあんた、写真撮ってちょうだいよ〜」

撮るのはいいんだけど左のおばちゃん以外が無表情すぎて・・・

撮ってっていうならもっと笑ってくれてもいいんじゃないかな・・

他の二人を笑わせようとするも俺の力では無理だった。特に右のおばあちゃんは何を言っても絶対に笑わなかった。

そんな中、左のおばちゃんはもうノリノリで

「次は彼も入れて写真を撮ってちょうーだい(ハート)」

どうやらハルさんがタイプらしい。

ハルさん、危険を察知してか左のおばちゃんから一番遠い位置に。

ハルさん、美女たちに囲まれてものすごく嬉しそうな様子。

ハルさんよかったですね!

日本人はネパール人と顔が似ているせいかネパールでモテるのかも。

・・・

ようやくポカラ行きのバスが到着。

帰りは行きよりも40ルピー安い140ルピーで帰れた。

激しい揺れに耐えながらポカラに到着。

激しくお腹が空いていたから、夕食は迷うことなくシャンティゲストハウスの前にあるレストランで、スペシャルダルバートを注文!

久しぶりに楽しく学びが多かった一日だった!

続く!



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1 個のコメント

  • 今度、NPOのシャプラニ―ルでSHANTI-SHANTIのコーヒーを扱うことになって、先日、買ってきたばかり!
    どんなところで作っているか、よくわかって嬉しかったです。

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