エベレストトレッキング30日目(Ringmo→Phaplu)ついに30日間のエベレストトレッキング終了!

おだやんです!

シバラヤから29日間かけて、カラパタールとエベレストベースキャンプまで行き、チョラパスを越えゴーキョ、レンジョパスを越えナムチェ、そして再びリンモまで戻ってきたおだやんとちょく。過酷だったなあ。

長かったトレッキングもいよいよ最終日!バスが通っているゴールの村・ファプルまで向かいます!

トレッキング最後の朝

【Day30】12月18日(曇りのち晴れ)Ringmo(3650m)→Phaplu(2410m)

深夜、胃のもたれから起きてしまった。俺はおじいちゃんか。

枕元の窓から外を見た。

満月が山肌を照らしていて外は明るい。星も綺麗だった。

月明かりってこんなにも明るいのかと感動したのち、二度寝した。

 

朝起きてリビングに降りてジンジャーティをもらう。

ジンジャーティがこんなに美味しい飲み物だなんて知らなかった。もっと飲めば良かったなぁ。

・・・

朝ごはんはリンモ村の特産、リンゴづくし!朝食メニューはリンゴ入りのモノばかり。

アップルパイを頼むと、大きな揚げ餃子みたいなものが出てきた。

でも中身はきざみリンゴ。これが甘酸っぱくて美味しかった!

こちらはアップルパンケーキ。これもきざみリンゴが入って蜂蜜やバターを付けなくてもリンゴの味が染みてて美味しい。

リンゴ村、さすがです。

そしてこの宿はチーズファクトリの看板も掲げているのでおやつ兼お土産としてチーズを買うことに!

ネパールの山間部で荷揚げとして活躍するヤク(牛の仲間)のミルクで作ったチーズ。このチーズは作るのに半年かかるそう。

100gがなんと150Rs(=150円)で買えるから驚き。

チーズのいい香り。カトマンズに戻ったら赤ワインと一緒に食べようかな。

トレッキング最終日にリンゴとチーズを堪能できて良かった!

こちら宿を切り盛りする、お母さんと呼ぶにはまだ若いお姉さん。でもこのお姉さん、こう見えて(と言うと失礼だけど)実は20代後半。

チーズにしてもお酒にしても、なんでも手作りしてしまうこの民族は本当にすごい。

そしてこんな山奥でも活躍する日本製家電もすごい!

ここにきて新たな仲間が

さて、トレッキング最終日は朝8時半に出発。天気は久々に曇り気味。

この日は空港とカトマンズ行きのバス停があるファプル(Phaplu)を目指す。登りもなくとにかく緩い下りだそう。

小さな小川にかけられたタルチョ。特別な場所にかけられるから、きっとここも何か神聖な場所なんだろう。

木々の隙間から差し込む朝日のせいでより神秘的な場所に思えた。

この日の道はずっと舗装されていない車道。

歩きやすいんだけど、車が通る度に砂埃が舞い上がるからこれまでとは違った意味で過酷。トレッキングなんていう風情あるものよりは、徒歩移動という感じでこれまでほど楽しくない。

・・・

この車道はリンモを通り、今はタクシンドゥ峠の下にあるタクシンドゥ村まで続いている。この道路工事はずっと続いていて、おそらく2017年度中にはヌンタラまで道路が開通する。そしていつかはルクラ、そしてナムチェまで車道が整備される気がする。

そうなればトレッキングも1週間あればエベレストが見れるようになるし、物資の運搬が容易になって地元の人にとっては嬉しいことなのかもしれない。

そんな未来に、身勝手ながらもどこか寂しさを感じる。

・・・

そんな道路を歩いていて出会った牛。

アートネイチャーのCMに出てきそう。

・・・

さて、スタートから30分経った時のことだった。

通過した村から、3匹の犬が付いてきた。

途中2匹は脱落していき、最後まで付いてくる黒い犬を「犬吉(いぬきち)」と名付けて仲間に迎え入れた。

 

5分に1回頭をワシャワシャなでることで犬吉の忠誠心を保ちながら進む。

犬吉がいるおかげで面白げのないただの車道トレッキングも楽しい!

・・・

犬吉は途中の村々にいた他の犬に「縄張りに入ってくるんじゃねえ!」と吠えられたり、追いかけられたりする。だからその度に我々は「まぁまぁ落ち着いて」なんて他の犬を諌めながら進む。

まさに桃太郎状態。

ついにゴール!

歩き始めて2時間半、遠くに何か見えた。

あれは!

ファプル空港!

やっとゴールが見えた!あの村からは飛行機だけでなくバスでカトマンズまで帰ることができる。

長かったトレッキングもゴールは目前。ものすごいパワーが湧いてきた。道中、これまでの1ヶ月間のトレッキングの思い出に浸りながらゴールを目指す。

犬吉、最後まで付いてきてくれよ!

さらに1時間歩いてファプルの空港までやってきた。

そして突如、犬吉の姿が消えた。

 

おい・・・犬吉・・・

 

まさか・・・お前・・・

 

去ってしまったのか・・

 

犬・・・

犬吉!

いなくなったかと思った犬吉が戻ってきた!我々があまりに遅過ぎて畑をウロウロしてた模様。

「ファプルはこっちだぜ」と言わんばかりの頼もしい背中を追いかける。

もう犬吉欲しい。

犬吉のご尊顔。

ここまで歩いてきてくれるなんて・・・と夫婦ともに小さく感動した。

そして12:00

ついにファプル村に到着!

30日間のトレッキング、終わったーーーー!!!!

本当に長かった。

30日間も山の中にいたのは初めてで、荷物も重いしちょくは爆発するし大変なこともあったけど、とにかく無事に怪我なく終えられて良かった!

何よりも山初心者だったちょく、よく頑張った!

途中、“初心者→山ガール→山オンナと急成長遂げて、ついには最終形態の“ヤマンバ”へと進化したちょく。本当に諦めずに最後までやりきってくれた。

本当にお疲れ様!

そして我々が村に着いてすぐ、犬吉は村の奥に消えて行った。犬吉よ、ありがとう!

・・・

さて、感動もつかの間にすぐに今夜の宿を探すため村を歩き回る。

シバラヤと同じく、このファプルも飛行機を使わないトレッカーの出発地点とあって、宿がたくさん並んでいる。

ちなみにシバラヤからルクラまでは1週間だけど、ファプルからだとルクラまでは3日で行ける。

このファプル村の宿はどこも400Rs、500Rs(=500円)もする。

高い!

これまで二人で100円とかだったのに・・

この村はもはや下界と同じで、トレッキング街道の「朝晩ウチで食べたら宿代は100Rs」という料金システムの及ばないところなのかも。

中でも一番安かった宿に泊まることに。

「Numbur Lodge & Hotel」

厨房は洗い物が溜まっていて衛生的に心配だったけど、そんなに悪くない宿だった。

宿に荷物を置いて昼食が食べられる店を探す。

すると宿の真向かいにロッジ兼モモ屋を発見!モモはネパール版の餃子。つまりこのお店は餃子専門店!

ここではバスチケットも買えるみたい。中に入ってみる。

決して綺麗とは言えないローカルな食堂という感じ。

モモ屋らしく、生地をのばす機械があった。

お店の人が手際よくモモ生地を作っていて、型抜き代わりのコップでバンバン生地を作っていくのが見ていて楽しかった。

さて、この店にはベジモモとミートモモがあって、さらに蒸しかフライか選べた。

とりあえずフライベジモモを注文。

!!!

うまい!!

これまで食べたモモの中で一番かもしれない。他のモモと違ってインドに似たスパイシーな味付け。

1皿10個入りで100Rs(=100円)とあっておかわりを注文!

蒸しベジモモもうまい!

あまりに美味しすぎて、フライミートモモも合わせて合計で5皿も頼んでしまった。

そしてトレッキング終了祝いに1ヶ月ぶりのビール!

あんまり冷えてないせいもあるんだけど、この1ヶ月ビールを飲まなかったからあんまり美味しいとは思わなかった。やっぱり水が一番かな。

それにしても美味しいモモだった。行きや帰りにファプル村を通る日本人は少ないかもしれないけど、もし行くのであれば是非このモモ屋おすすめです。

この店ではカトマンズまでのバスチケットも買えるとのことだったので、翌朝の便のチケットを一人1200Rsで購入し宿に戻った。

30日のトレッキングを終えて

 

トレッキング最後の晩ご飯はやっぱりダルバート。

この宿のダルスープは味噌汁に似ていてネギたっぷりで、非常に美味しかった!

この30日間ダルバートがなければ前に進めなかったと言えるくらい、ダルバートにパワーをもらってきた。

どこで食べても美味しくて、お代わり自由、そしてものすごいエネルギーをもたらしてくれる。まさに豊かで優しく、それでいてパワフルなネパールの国柄と人柄が表れた料理だと思う。

他の国の料理にこれほど特別な思いを抱くのは最初で最後かもしれない。いつものように立ち上がれないくらいにお腹をいっぱいにして、体を拭いてベッドに飛び込んだ。

 

・・・・・

 

この日の夜、二人の心はとてつもなく充実感に満ち溢れていた。

シェルパが暮らすこの土地に溶け込み30日間歩き続け、5000m級の峠をいくつも越え、たくさんの絶景を見た。夫婦としても試されたし、この先の人生を真剣に考えた。でも充実感の源はそうした小さな達成感からじゃない。

我々二人はもっと壮大で大切なものを手に入れた気がする。

それは言葉にするのは難しいけど

「生きるってこのくらいシンプルでいいんだ」

みたいなことだと思う。

まだ旅は半年しか経っていない。残り1年半、どんな世界が二人を待っているんだろう。

そんなワクワクを抑えつつ目を閉じた。

・・・

さて!

翌日はついにカトマンズ。山を去るのは少し寂しいけど、その代わり日本食が食べられる。

そんな日本食に思いを馳せながら迎えた翌朝、二人は史上最悪、最恐のバスに乗ることになるのでした・・

続く!

 

 

使ったお金

【朝飯】アップルパイ(250Rs)、アップルパンケーキ(250Rs)、ミルクティー(60Rs)、ジンジャーティー(60Rs)、お土産チーズ100g(150Rs)

【昼飯】ベジモモ4皿(400Rs)、ミートモモ1皿(210Rs)、ビール(250Rs)

【バス代】カトマンズ行きバスチケット2人分(2400Rs)

【晩飯】ダルバート2皿(700Rs)、ブラックティー2杯(60Rs)

【宿代】350Rs @ Numbur Lodge & Hotel

この日の日記

おだやん
胃がもたれて寝れなかった。夜空を撮ってた。月が明るかった。ひたすら平たんな車道を歩いて3時間半。途中ニレカツアーのシェフ2人に追い越された。8時にヌンタラを出て3時間半でファプルとか速すぎ!途中黒犬をお供にしてファプル着!30日のトレッキング終。あっけなく終わる。宿を数軒回るも宿代が300Rs以上してビビる。ロッジ料金システムの崩壊…その後ももレストランへ。

ちょく
最後の朝はアップルパイ!空が曇ってて雨が少し心配だったけど歩き始めたら晴れた。ずーっと車道で歩きやすい。でもガタガタでジープ揺れそう。砂埃もすごい。ニレカアドの二人にあっという間に抜かされる。村に帰るらしい。宿代がいつもと違う。500Rs、400Rs、300Rsとか…高い!350Rsの一番安いゲストハウス(外国人用)へ。向かいのモモ屋に入ったら、フライドモモがスパイシーカレー味でうまい!でも辛い!モモ専用の生地のばし機があってさすが。具材はシンプルで、キャベツ、パクチー、生姜?だけ。夜のダルバートも美味しい!でもなぜか他の客とは別の時間・・・

 

※エベレストトレッキング記事を一覧にまとめました。下記リンクから全記事をご覧いただけます。

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1 個のコメント

  • 完走おめでとう。ふとしたことでこのブログにめぐり合い(エベレストトレッキング何日目かで)、それから更新は楽しみになり、昔の分も読ませていただいてます。私もエベレスト・トレッキングに行きたいのですが、お風呂とウオシュレット(お尻が洗えるところ)がない生活が何日も出来なので、たぶん無理でしょう。昔買った山と渓谷社のネパールヒマラヤトレッキング案内を読み返しました。
    私たちの新婚旅行は、平成元年で、バックパックを背負い、ヨーロッパを1ヶ月チョト回りました。
    会社が定年になったら、またのんびりとバックパックしたいので、この旅行記はこれからも、日本に帰国されるまで、見させていただきます。
    お体に気おつけて、無事に帰国してくださいね。

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