エベレストトレッキング15日目 高度順応(Lobuche) 仲間との再会とおばちゃんズに教えてもらった大切なこと

ちょくです! 

無事にロブチェまで辿り着いたおだやんとちょく。

今日は高山病対策でロブチェに連泊!そこでトレッキング仲間との再開、日本の友人と奇跡の合流と、賑やかで楽しい1日に!

シェルパシチューで朝飯

【Day15】12月3日(晴れ・強風)Lobuche(4910m)高度順応日

ロブチェの朝。なんか、ここ最近はこんな顔で1日が始まってる気がする。

軽く放心状態・・・

トレッキングは楽しい。だけど、楽しいだけじゃないんだなって気づいた。

この13日間はただ歩くだけじゃなく、色んなことを考えて、悩んで、学んでいる気がする。

私の放心フェイスとは真逆の登山好き夫婦。さすが山好き!笑顔が眩しい!

いいなぁ。心から楽しんでる感じが羨ましい。

私もめちゃくちゃ楽しいけど、やっぱり登山の知識と山への情熱はまだまだ。二人ぐらいの山好きになると、もっともっと楽しいんだろうな。

彼らは来年パタゴニアへ行きたいと言っていて、私たちも同じ頃に南米に入る予定なので再開を誓ってお別れ。

そして私たちは今日は高度順応のためにこの宿にもう一泊する予定だから、朝はのんびり。外は強風で歩けたもんじゃないからちょうど良かった。

この宿のメニューはこちら。

ここにきてダルバートが一気に710ルピーに!

そして飲み物が100ルピー前後に!

うおおおー。

日本の山小屋に比べたら断然安いけど、シバラヤから歩いて来た身だと凄く高く感じちゃう。

ちなみにホットシャワーは500ルピー、桶のお湯は250ルピー。

この値段を見ると、シャモレ村の宿で18才の娘さんが無料でお湯をくれたのは神がかってたな。

朝ごはんはシェルパシチュー。

日本でいう「漁師飯」的な料理。もともとは残り物をごった煮にしたものをシェルパが食べてて、メニュー化。

スープに野菜とモチモチした団子(店によってはマカロニ)が入っていて、優しい味付け。

スープは温まるし、野菜はとれるし、お団子でお腹いっぱいになる!美味しい!日本人はきっと好きだと思う。

ダルは飽きたけどピザやパスタは進まないってときや、朝ごはんにオススメです。

イヤミおじさんと再会!

食べていると、ジュンベシで出会ったイヤミおじさんがやってきた。(イヤミさんについては、3日目の記事参照)

聞いてもないのに武勇伝を語り始めた彼。山好きなおじさんはカトマンズに別荘があり、そこに山の装備を全て保管しているんだとか。

「それがさ、聞いてくれよ!ある日部屋に行ったら荷物が全部なくて、部屋が空っぽになっていたんだよ!」

部屋の荷物を綺麗さっぱり盗まれるなんて、衝撃的すぎる・・・でもやっぱり話し方が嫌味すぎて、あまり同情する気になれない(笑)ごめんなさい。

最後は「俺のボーイズは良い子なんだぜ」と鼻高々。というわけで、ガイドさんとパチリ。

彼のガイドさんとポーターさんはまだ若くて初々しい。純粋でひたむきに仕事を頑張っていて好印象だった。ちなみにポーターさんは既に出発していて写真は撮れず。残念。

このあと宿を出るときに女将さんにコソッとチップを渡していたんだけど、これが凄まじい大金だった。やはり金持ちは違うな・・・。

シバラヤ組と再会!

数少ないシバラヤ発の仲間、エミリーとクリスも昨日の夕方に感動の再開!

イギリス出身のクリスとマダガスカル出身のエミリーはフランスの大学で出会い結婚した新婚さん。

二人とも自然好きで新居はなんとフランスのアルプス。なんと家の裏が山!

そんな二人はもはや、戦友。

ほとんどの人がルクラまでセスナ機を使うところ、私たちはお互い1週間かけてシバラヤからルクラまで歩いたからね。

2人と再開した瞬間は大興奮!

「ラムジュラ峠キツくなかった?!」

「キンジャの宿のオーナー、7時間でジュンベシ着くって行ったのに全然つかなかったよねーー!」

もう積もる話は山ほど!

トレッキング中はルートとペースが似ている仲間との再開・別れの繰り返し。しかも同じ辛さを味わっている分仲良くなりやすい。

二人はコンマラパス(私たちは通っていないスリーパスのひとつ)を超えてきたそうなんだけど、クリスは少し頭が痛いらしい。

高山病っぽいから少し下山して様子を見るとのこと。素晴らしい判断!またカラパタールで会おう!

おばちゃんズと再会!

朝ごはん後、少し外に出て散歩することに。寒いので完全装備!

今日も空は快晴。雲ひとつない空。

雪山も眩しい!

すると、何やらカラフルな集団が歩いてきた。

「お、おだやん、あれは・・・!」

「おばちゃんズだーー!」

そう、ホテルエベレストビューで出会ったスーパー山ガール集団、

おばちゃんズ!

この方々は本当に凄い!

山への愛が溢れている!

しかも、みなさん60歳前後なのに、

超ウルトラハイパー元気!!

私はこんなに元気なおばちゃんたちを他に知らないよ。多分、いや、確実に日本一元気なおばちゃんズだと思う。

私たちに気づくなり、手をブンブン振っておはよおおおおー!って声をかけてくれる皆さん。可愛い!優しい!

もう、我々夫婦はおばちゃんズの虜!

高度順応のためお散歩へ

いやー、再開だらけでとても楽しい!

トレッキング中、特に登りは辛すぎて帰りたいって思うこともあったけど、ここまで来てよかったなぁって思う。

さて、お散歩前に宿の前で黒い物体を発見。これなんでしょう?

答えは、ヤクの糞!

乾燥させて、蒔きがわりに使います。

これくらいの標高になると、トレッキング中にヤク糞拾いをしている現地人とすれ違うのも珍しくない。

さてさて、それではお散歩へ。

高度順応のために小高い丘に登る。こんな絶景散歩、中々ない。

荷物もないから、テンション高め!

丘を登り切ると、反対側には氷河!

砂で隠れてるけど緑っぽいのがそう。

地球じゃないみたい。謎!

いつもは荷物を持っていて大変そうなおだやんも、今日はカメラだけ。嬉しいのか、バシバシ撮りまくる。

ちょく、笑ってー。

ちょく、その石の上、そこ立って。

ちょくー、次はそこ立って。

ちょく、山の方見て、ポーズとって。

ちょく動かないで、振り向かないで。

ちょく、飛んで!!!

つ、疲れる・・・(笑)

日本で旅行に行った時は動画をよく撮っていて、「ちょく、もっとゆっくり歩いてよ!」「ぎこちない!もう一回!」「ダメ!全然ダメ!もっと美味しそうに食べて!」などなど謎のダメ出しをされてきたな。懐かしいな。

そして、

挙句の果ての決め台詞はいつもコレ。

「そんなんじゃ芸人になれないよ!」

はい?芸人?

わたしゃ嫁じゃ!!

丘の上を堪能したあと宿に戻ると、またもや懐かしい顔が!

シバラヤ組の2人ー!

彼らは超ハイペースでもうカラパタール帰りだそう。え、はや!!

そして、トム(男性)の方が頭痛があり高山病っぽいと言っていた。

そういえばシバラヤ組の3カップル、全て男性が高山病気味。身体が大きい方が高山病になりやすいのかな?

何はともあれ、こうやってまた再開できて良かった!

羊羹でホッとする午後

宿に戻り昼食を済ませたら、おばちゃんズのいる宿へ。

さっき会ったときに「お茶してるからおいで!」と声をかけていただいたのです。

ドキドキしながら向かうと、元気一杯に歓迎してくれて感激!

やっぱ好き!おばちゃんズ好き!!

みんなでテーブルを囲んでいたので仲間に入れてもらいお茶会。

そこで出てきたのが・・・

抹茶羊羹!

なんというお茶会!羊羹出てきた!

「日本から持ってきたよ〜」

という羊羹、最高すぎる!!

そして・・・

コーヒー!

しかもこれ、彼女たちの専属シェフがガリガリ豆を挽いて淹れたコーヒー。インスタントじゃないってどういうこと?!ゴージャスおったまげ!

本当に、こんな我々に良くして頂いてありがたいやら申し訳ないやら。

ありがとうございます!

夢は見るものじゃなくて叶えるもの

そうそう。私たちはおばちゃんズは超お金持ち集団かと勝手に思いこんでいた。勝手にごめんなさい。

だって、専属コックまで付いたツアーだよ?日本食が出るんだよ?お金持ちじゃなきゃ来れないでしょ!

きっと漁師の嫁か、農家の嫁か、役員の嫁、もしくは起業家?!って前日は2人で歩きながら盛り上がった。

でも皆さんに遠回しに聞いて見ると、意外な答えが返って来た。

「はははー!まっさかー!一生懸命働いて貯めたお金だよ!ずっと夢見てきて、やっとこの年で叶ったの!」

「私は仕事を辞めて来たよ!そりゃギリギリまで悩んださー!でも、思い切って、色んなものに区切りをつけてここに来たよ!」

「子育てと仕事を終えて、これが人生最大のご褒美だよ!」

てっきり、お金持ちの方が豪華なツアーを決行しているのかと思っていた。でも違った。

山を愛する皆さん。山の会を通じて知り合ったという4人の女性。

彼女たちはエベレストを見たい!トレッキング街道を歩きたい!そう強く強く思って、今まさにその夢を叶えている最中だった。

なんだかとっても感動した。

◯◯したい◯◯が見たい、って思うのは簡単。夢は誰でも見れるし語れる。

でも、実際にそれを実現するかどうかはその人次第で、出来ずに死んでいく人だっていっぱいいる。

そんな中、おばちゃんズはそれぞれが覚悟を決めて、この1ヶ月に賭けて、ここにやってきたんだなぁって思うと胸が熱くなった。下は55歳から上はなんと67歳。何歳でもチャレンジは出来る。

夢は見るものじゃなくて叶えるもの!

そう教えられた気がした。

超オススメのツアー会社「ニレカアドベンチャー」

おばちゃんズと楽しくお話ししていると、彼女たちのガイドさんも合流。

「ニレカアドベンチャー」のサティスさん!笑顔が眩しい!

日本語ペラペラすぎて、途中から「実はネパール語が話せる日本人なんじゃないか」と疑い始めたくらい、日本語が上手。山形弁もペラペラ。

で、このニレカアドベンチャー。

おばちゃんズを見ている限り超オススメのツアー会社!

もしエベレストトレッキングに行きたいけど迷ってるって人は絶対に一度ここに相談すべし!だって、

朝は目覚めのコーヒーとお湯の洗面器から始まり、トレッキング中も暖かいお茶休憩あり、三食全て専属コックによるご飯で日本食もある。辛い峠には途中テント泊オプションも可能。

最高かよ!

おばちゃんズの口コミは、

「お姫様になった気分よ」「日本に帰ったら包丁握れるか心配」「申し訳ないくらい至れり尽くせり」「トイレットペーパーが薄いやつじゃなくて二重のフワフワのやつで感動した」「日本人の気持ちを分かってる」「ツナの海苔巻きが美味い」「朝ごはんにとろろが出て感動」

ううー最高かよ!

聞いてるだけでこっちも幸せに気持ちになってくる。ネパールの山で海苔巻きとか、失神レベル!

エベレストトレッキングは一生に一度あるかないか。どうせ行くなら、最高な内容で満足度200%でありたい。というわけでニレカアドベンチャーオススメです!!

日本の友人と奇跡の合流

ワイワイみんなで話していたら、後ろからトントン、と肩を叩かれた。

クルッと振り向くと・・・

い、い、い、

イチローさん!!!

「よぉー、会えたねー!」

「はgxei@¥6/なdn:7);;きゃー!」

不意打ちすぎて、叫んでしまったよ!

私が所属していたよさこいチームの仲間、イチローさんとまさかの、

エベレスト街道合流!

を果たしました!しかも、打ち合わせ待ち合わせゼロ!ミラクル!奇跡!

トレッキング前のイチローさんとのやりとりはこちら↓

カトマンズで人気のおしゃれカフェでプリン!「Snowman Cafe」
ちょくです! いよいよトレッキングに向けて準備を・・・する前に、ちょくだけプリンを食べてきました(笑) 日本からカトマンズのプ...

待ち合わせせずに会うって楽しい!思いがけない再会でテンションUP!

午後も高度順応のために歩こうと思っていた私たち、イチローさんも、誘ってもう一つの丘を登ることに。

話しながら歩いていると、あっという間!

まさか、イチローさんとネパールで再会するとは!(しつこいけどまだ言う)

3人で見る景色は今日も絶景。

目の前に雪山ドーン!も好きだけど、私は山が重なり合って奥行きがある景色が好き。

私たちのこれまでの旅の話や、イチローさんの旅話を聞いたりして盛り上がる!

止まらない話と絶景!最高!

一気に上がると高山病になりやすいので、ゆっくりゆっくり登っていく。

っていうか、寒い!!

風がビュンビュン吹いていて、冷たい風が顔に刺さる感じ。痛い!

でも、丘の上からは、この景色!

ここからは有名なヌプツェ山も見える。

名峰の数々を知らない私はどの山を見ても凄い山にしか見えない。もっと勉強してくれば良かったー。

この時間はちょうど夕暮れ時。ヌプチェ山に光が当たってキレイ。

あっという間にヌプチェ山がオランジに染まった。

雲がゆらゆらと動いているから、きっと頂上付近は風が強いんだろうな。

最後は不思議なピンク色!これもまた幻想的でキレイ。

今日は朝からたくさんの友人と再会できて、幸せな1日。最後にはイチローさんも登場するサプライズ付き!

トレッキングスタートした初日は夫婦2人だったのに、15日目には沢山の仲間が増えて嬉しい。

私たちのトレッキングは全行程30日だったのでこの日は折り返し日。なんだか思い出に残る1日になったな。

丘を下りたら、イチローさんとツーショット!

よさこい演舞のポーズでパチリ!

所属していたよさこいチーム「しん」の2011年度の演舞「花城」の一幕。

男踊りは太鼓を持って踊るんだけど、近くに落ちていたカゴと棒で再現!

久々のよさこいトークにテンションブチ上がり!楽しかったー!

夜はトランプ大会で〆

夜、宿に戻るとリビングの一角には人だかりが。

夕飯時はこうやって皆で肩を寄せ合って暖炉を囲むのが恒例。ここで自然と会話が生まれたりするから面白い。

夜ご飯はまたしてもシェルパシチュー、そしてダルバード、温野菜。

ここから先は節約よりも栄養を優先。風邪を引かないようにってことで、野菜をモリモリ食べた。

そして食後宿にイチローさんろーを招いてトランプ大会!

夫婦2人で大富豪はそろそろ飽きてきたところだったから、楽しいー!やっぱり大富豪は人数いた方が楽しいね。

ひゃー、楽しい楽しい順応日。

明日はついに!最終地点ゴラクシェプへ!続く!

使ったお金

【朝飯】シェルパシチュー(450rs)、ミルクティースモールポット(300rs)、お湯スモールポット(440rs)

【昼飯】自炊

【夜飯】シェルパシチュー(450rs)、ダルバード(710rs)、温野菜(360rs)、お湯ビッグポット(800rs)

この日の日記

おだやん

夜はトイレ行きすぎて眠れない。朝、クリスとエミリーはトゥクラへ。インド人とスペイン人はゴラクへ。外は強風、日本人夫婦も下山。ちょくとエナジーバー食べて順応で氷河を見に丘へ。お昼は自炊して、おばちゃんズとお茶。コーヒー、お茶、羊羹うまし。4日前?の地震でアマ・ダブラムで1人死んだと知る。午後イチローさんと合流。その後200mの丘へ。夕日のヌプチェキレイ。

ちょく

朝クリスが具合悪そう。下山するって。昼、シバラヤ組のスペイン人カップルに再会!2人はガイドをつけていた。トムの方が上で少し具合が悪くなったらしい。シバラヤ組の3カップルはすべて男の方が高山病になっている。この日からシェルパシチューにハマる。午前中、氷河を見てたら強風でテント飛んでた。おばちゃんズと再会!皆さん超元気!下は55上は67歳!お金持ちなのかと思ったら皆さん相当の山好きでご褒美のネパールらしい。ステキ。そしておばちゃんズと話していたらイチローさんと再会!すげぇ!イチローさんも旅人だから色々話が面白い!



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