エベレストトレッキング13日目(Shomare→Dughla)壮大な朝と絶景クッキング

おだやんです!

俺はジアラルジアを発症して下痢と嘔吐に苦しみながら、ちょくはあまりの辛さにいじけながらも二人で力を合わせショマレ(4010m)までやってきた。

この日はさらに標高を上げていきます!

小さな村で迎える壮大な朝

【Day13】12日1日(晴れ)Shomare(4010m)→Dughla(4620m)

この日は久しぶりに清々しい目覚めだった。

ナムチェでは下痢に地震、タンボチェでは高山病の薬を飲んだせいでトイレが近くて眠りが浅かったから。

体調もすごく良い感じ!整腸剤で便秘気味になってたんだけど、今日は3日ぶりに大便が出た。

起きて部屋から出ると感動的な光景。

朝日に照らされ雪山が輝いていた。

夕日の輝きとはまた違う色合い。

谷を流れる川の「ゴゴゴゴ」という重低音と、冷たく澄んだ空気が余計に壮大な雰囲気を醸し出している。

 

朝ごはんを済ませ準備を済ませて宿の娘さんに別れを告げた。

母親と二人で宿を切り盛りしている彼女はまだ18歳。

昨日はお母さんがナムチェまで買い物に行っていて不在だったため宿の仕事は全て彼女がやっていた。

彼女の父親は出稼ぎへ行っていて、兄はエベレストの登山ガイド中に若くして亡くなっている。

日本だったらグレてもおかしくないのに、彼女は朝から冷たい水で洗濯をしていた。笑顔でたくましく生きている彼女に我々は朝から少し感動した。

 

8:30に宿を出た。今日も快晴!!

最近出発時間が遅いのは、焦る必要がないと感じ始めたから。ネパールビザは3カ月分あるし、焦っても高山病に苦しむだけ。

自分たちのペースがようやく掴めてきた。

まずは4200m付近にある村・ペリチェを目指し、なだらかで開けた道を進んでいく。

 

道には氷が張っていた。

「うおりゃーーー!!」

「え?どうしたの急に…(困惑)」

「え?ストレス発散♫ウフフ」

ちょくが杖を振りかぶって氷を次々に割っていく。

え、ちょ・・親分恐いんですけど・・

 

次はお前がこうなる番だ。そう言われてるような気がした。(実際に俺が氷のようにいたぶられる話は3日後)

 

この緩やかな谷は歩きやすい!

 

前から荷を担いで降りてくるゾッキョとすれ違う。

調理用のプロパンガスを担いでて、ロケットブースターを付けてるみたいに見えて面白い。

火をつけたら飛んでいきそう。

それにしても変わった見た目!

牛の仲間なんだけど毛が長い。この標高では普通の牛やロバを見かけない。ゾッキョだけが適応できるのかも。

途中、アイランドピークやコンマラ(3パスコースの1つで過酷な峠)などがあるチュクン方面への分岐があった。

標識分かりにくっ。チュクンに行くにはここから写真右上の斜面に見える道を進んでいく。

エベレストトレッキングでは、ここからどっちに曲がっても良くて、真っ直ぐ行くとペリチェの谷を通るコース、右に行くとディンボチェを通りペリチェの谷を見下ろすコース。

ふたつの道はトゥクラ(4620m)の手前で合流する。

ちなみに右に曲がると最初がキツくて後が楽、真っ直ぐ行くと最初が楽で後がキツくなる。

なんとなく真っ直ぐを選んだ。

・・・

今日も急病患者を運ぶ救援ヘリが飛び交ってる。

全てのヘリが高山病患者を運んでいるのかどうかは知らないけど、高山病だと旅行保険に入ってたら救援ヘリは適用範囲内だから手軽に呼べるからね。

それにしても1日に5往復くらいしてる。重度の患者がそんなにいるの?

我々も水をたくさん飲んで体を暖かくして高山病にかからないようにしなければ!

水をたくさん飲んでいるからナムチェ以降はトイレが近い。

もう野ションは当たり前。

ちなみにちょくは景色を見ながらトイレできるから野ションの方が好きらしい。最近野生化が著しい。

そろそろヤマオンナへの進化が近いのかも。

景色を見ながら休憩。欧米人は足が長くて歩くの速くて羨ましい!

後ろを振り返るとこんな景色。

雪山をバックに水を飲むとなんだからCMみたいで面白い。

どっちがCMっぽい飲み方か遊んでた。

歩き始めて4時間でペリチェ(4240m)の村が見えた!

珍しく馬を発見。

わずかに生える草を夢中で食べてた。

おでこを触ると、普通の馬より体毛がフサフサで気持ちいい!なんかフサフサの馬って新鮮!

そりゃ4200mだもんね。寒いから毛が必要だよね。ってことは将来ハゲたら寒い土地に行けばフサフサになるんじゃ…

絶景クッキング

ペリチェの村は閑散としていた。

人の姿がない。

新しく建てられた高級そうなロッジがあった。

よく見ると・・

標高4240mなのに!

各種カードが使える・・ JCBまで・・すごい。このトレッキングで1番驚いたかも。

 村で自炊のための卵を買ってると、村の子どもが出てきた!

 なんだこのぬいぐるみ的な可愛さは!

可愛いすぎて3回くらい抱きしめた。 

可愛いー!!

誘拐したくなるくらい可愛かった。

さて、ロッジが並ぶ村ではさすがに自炊すると商売の邪魔をしてしまうかもしれないので少し進んだ先で食べることに。

 ペリチェの村を過ぎてから本当に景色が良かった。RPGや映画に出てくるような景色みたい!

そんな景色の中を卵をもって歩くちょく。違和感・・

 後ろを振り返えっても絶景。

何度もため息が出た。 

全ての山が大きくて距離感が掴めないけど、目に映る山や斜面は実はかなり遠くにある。

 流れる川も透明。

 触ってみると氷水のような手が痛くなる冷たさだった。

 

さてと・・・

どこで自炊しよ・・笑

 どこかの村の犬がトレッカーを追って山を下ってた。久々に茶色い毛なみの犬を見た。

 この街道の犬はみんな人懐っこくて可愛い。ナデナデ。

谷のど真ん中で自炊をすることに!

今日の自炊場所は絶景すぎる!

この日の昼は卵入りトマトスープとエナジーバー。

買った卵を見ると1個が少し割れてしまってた。たぶん犯人は俺。

エナジーバーだけだと寂しいしお腹も膨れないからという理由でカトマンズで買っておいた粉末のトマトスープ。

 そこに卵投入!

こんな景色の中で自炊したのは初めてかもしれない・・・

景色を見ながら食事をしててふと思った。

食材やガスを運ぶ労力をコストと見なせば、エベレストトレッキングでの自炊は何の節約にもなってないかもしれない。

でももはや節約なんてことはどうでもよくなっていた。

自炊の良いところは一番の絶景を見ながら食事が出来ること。それは他のどのトレッカーも真似出来ない我々だけの特権。だから重いけどやっぱり自炊道具を持ってきた良かった。

どうせなら楽しく幸せなトレッキングにしないとね。

・・・

14時に食べ終わって他のトレッカーとおしゃべりしたりしてると、谷の下の方が曇ってきた。

太陽が隠れると寒くなりそうだから、急いで出発。

谷を登ってる間に下の方はどんどん曇っていく。

しかも雲はもの凄いスピードで迫ってくる。気温とともに体温が下がると高山病にもかかりやすくなるからとにかく急いだ。

ペリチェの谷の終わりで道はゆるやかな登りへと変わった。谷が楽だったから少し辛く感じる。

太陽はもうすぐ山の陰に隠れようとしてる。そんな兵隊ポーズで遊んどるヒマは無いのだよ!

2ショットなんか撮ってるヒマは無いのだよ!

ヤバい!日が隠れてしまう!

日が山に隠れてすぐ、上の方に次の村、トゥクラが見えた!

間に合った!良かった!

この砂利道の坂はゆるやかだけど足がとられて少しキツかった。

15:30にトゥクラ(4620m)に到着!

あまり多くの人が泊まる村じゃなく、村には宿が2軒しかなかった。

それにしてもついに標高4620mか…あと少しで5000m。体調は回復途中とはいえ、二人ともよく頑張った。

トゥクラ到着

トゥクラにある2つの宿は1つが高くてもう片方が安かった。もちろん安い方を選んだ。

「Yak Lodge & Resturant Thukla」

レストランの綴りが違う…

ちなみにこのトゥクラはDughlaとThuklaと2種類の表記があるけど、どっちも正しいようだった。

部屋は綺麗で1部屋300Rs。

母屋とレストランは別の建物だった。

広い・・

広いリビングは寒いから嫌なんだけどな・・予想通り、レストランはものすごく寒かった。

メニュー。

値段がどんどん上がっていく。

ティーやホットレモンの金額が50Rs→80Rsと上がっていき、ここではついに100Rs(=100円)になった。

 

一昨日の高山病による頭痛は治まっていたけど、高山病対策として水分補給は欠かせない。

でも温かい飲み物の値段が高いからといって、4000mを超えた場所で冷たい水ばかり飲むのはオススメしない。

体温を下げるとより高山病にかかりやすくなる。

だからとにかく温かい飲み物をたくさん飲んだ。我々はティーバッグを持ってきてたから安いお湯だけで済んだ。

ティーバッグ、オススメ!

 

夜、ちょくがトマトチーズパスタを食べる横で、まだ回復途中の胃腸を心配して俺はヌードルスープだけにした。

いいな〜チーズとかいいな〜

俺のはガーリック味の薄いヌードルスープ。テンションがかなり下がった。

 

カメラのバッテリーがなくなってきたので、宿で充電しようとすると1時間200Rs、フルチャージは500Rsだという。

高っ!!

一眼のバッテリーは4つだったので、500Rs払って交互に全部充電した。

 

深夜寝る前、歯磨きのために外に出ると星がとてつもなく綺麗だった。

気温は氷点下だからとてつもなく寒いんだけど、それでもあまりの綺麗さに見とれてしまった。

上はもっと寒いんだろうな〜寒いの嫌だな〜。

さて、次回はいよいよ5000m付近へ!そこで謎のピラミッドを発見する…

続く!

使ったお金

【朝飯】ミルクティー(80Rs)、ホットレモン(70Rs)、プレーントースト(250Rs)、チーズオムレツ(300Rs)

【昼飯】自炊。生卵ふたつ(100Rs)をペリチェで購入。

【晩飯】お湯小ポット2つ(700Rs)、ガーリックヌードルスープ(400Rs)、ベジトマトチーズパスタ(550Rs)

【宿代】300Rs@Yak Lodge & Restaurant Thukla

【その他】バッテリー充電フル(500Rs)

この日の日記

おだやん

朝景色が良い!天気良い!うんち出た!(3日ぶり!)急きょトゥクラまで行くことに。ペリチェで聞くと水1リットル150Rsもするそう。昼は絶景クッキング。ペリチェは谷が広大すぎて距離感が錯覚。高山病なくトゥクラ着!

ちょく

朝4:45にトイレに行ったらヤバい星空!!思わずドア全開でトイレ。ゆるやかなハイジみたいな道を進む。最高。卵割る事件。トマトスープうまし。宿までゆるーい登り。RPGみたいな世界でナゾ景色。



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